はじめに

キッチンカーではじめて営業に出る際、どういった手順で1日を過ごせばいいのか知ることは非常に重要です。
キッチンカーの営業日は、開店前からやることが多々あります。ここでは、キッチンカーの営業日の1日について、どのようなタスクがあるのかご紹介します。
この記事を読めば、キッチンカーの1日の流れがわかりますので、ぜひ参考にしてみてください！

１.前日に買い出し

キッチンカーの営業活動は、前日の食材調達と準備から始まります。
キッチンカーのオーナーは、新鮮な食材を厳選し、レシピに必要な材料を確保します。市場や卸売業者からの仕入れは、クオリティの高いメニューの提供には欠かせません。
必要な調理器具や食器類も整え、スムーズなオペレーションを確保します。前日の準備が整えば、翌日の忙しい時間もスムーズに仕事を進めることができます。

２.食材の準備・キッチンカーへの積み込み作業

営業当日の朝は、キッチンカーへの食材の準備と積み込みを行います。食材はあらかじめ下ごしらえをしておくと、営業時間中の作業が短縮されます。
キッチンカーへの積み込み作業では、スペースを考えなければなりません。食材や調理器具だけでなく、看板など重たい荷物も運ぶため、重い荷物はしっかりと固定し、荷崩れが起きないよう慎重に積み込みを行いましょう。

３.営業場所へ出発

準備が整ったら、キッチンカーで営業場所へいざ出発！
目的地に向かう際は、予め道順を確認しておくと、目的地までスムーズに到着しやすくなります。一緒に働くスタッフがいる場合は、集合時間もしっかりと決め、遅刻のないように目的地への到着を目指しましょう。
営業場所に到着すると、キッチンカーは待ち望まれているお客様に美味しい料理を提供する準備が整います。

４.出店場所で準備作業

出店場所に到着したら、開店の準備作業に取り掛かりましょう。
オーナー以外にスタッフがいる場合、出店場所での準備作業はチームワークが問われます。テントやテーブルを設置し、おしゃれな看板を飾っていきます。調理器具や食材は適切な場所に配置します。スタッフと協力し合い、お客様が心地よく過ごせるように配慮します。
出店場所での準備は、お客様をお迎えするまでの大切な時間。無駄の無いように動き、最高の状態でお客様を迎えられるように準備を進めましょう。

５.営業開始

開店時間がきたら、いよいよキッチンカーの営業を開始！笑顔でお客様を迎え、注文を受け付けます。
なるべく迅速に調理を行い、お客様をお待たせしないよう注意を払いましょう。 忙しいランチタイムなどは、お客様が混み合ってくる時間帯です。スムーズなオペレーションができるよう、効率的に動かなければなりません。
また、お客様とのコミュニケーションも大切にしましょう。営業中は、お客様との交流を大事にすることで、地域のコミュニティの一部として活気づきます。
お客様へ最高の料理を提供するため、心を込めて調理を行い、お客様に満足いただけるように尽力しましょう。

６.後片付け・撤収

営業が終了すると、後片付けと撤収に取り掛かります。
スタッフと協力の下、テントやテーブルなどの備品を片付けていきます。食材や調理器具も丁寧にしまっていきます。撤収作業はダラダラと行なってはいけません。テキパキと手際よく、なるべく素早く行うことが大切です。
準備や営業時間中に出たゴミについては、適切に処分しましょう。キッチンカーへ必要なものがすべて積み込まれたら、撤収を行います。出発前に、忘れものがないかしっかりと確認をしましょう。
帰宅後は、必要な荷物の積み下ろしを行い、本日の売上金額について、帳簿に記録を取っていきます。当日営業していて気づいたことなども、日記やメモなどに残しておくと、後で見返して次の営業活動を行う際に参考になります。
一通り片付けが終わったら、ゆっくりと休息をとりましょう。

まとめ

ここまで、キッチンカーの1日の流れについて見ていきました。
意外とやることが多いな…？と感じた方も多いかもしれません。キッチンカー営業日の前日には、食材の買い出しなどからはじまり、営業時間中も多くのタスクをこなさなければなりません。ただ、しっかりと事前準備を行っておくことで、万全な体制でお客様を迎え、最高の営業活動ができるようになります。
また、営業が終わったあとも、しっかりと振り返りの時間を作ることも大切です。よかったこと、悪かったことを書き溜めていくことで、次の営業活動に繋がっていきます。

日々ブラッシュアップを繰り返し、前回よりもっと良い営業ができるよう、尽力しましょう！