まずはじめに

キッチンカー選びはとても楽しいですよね！
自分のアイデアやスキルを活かせる料理スタイルを考えられます。例えば、ピザやタコス、アイスクリームなど、自分が得意とするジャンルを選ぶことでより自信を持って営業に取り組むことができます。
今回は商品を販売していくためのキッチンカー選びのポイントをご紹介させていただきます！

１.キッチンカーの使用目的をハッキリビジュアル化すること！

まずキッチンカーを何に使うか使用目的を箇条書きにしたりして明確にすることが重要です！
自分が将来出店するであろうシーンを想像して移動販売するための場所、イベント会場での提供仕方や屋外イベントへの出店、オフィス街や住宅地、路上販売など…どのような場所や目的で使用するかによってキッチンカーに必要な車両サイズ、機能や設備が各営業するシーンによって異なってきます。

２.車内サイズと車内キッチンレイアウト

キッチンカーの作業スペースやサイズは、販売するメニューや使用する機器に合わせて選ぶ必要があります。
必要な調理機器や収納スペースが確実に確保できるようキッチンカーの内部レイアウトはしっかり図面に落としこみ、スペースに納めるアイテムに漏れが無いよう考慮しましょう。
また営業する場所によっては、駐車場の大きさや、その土地の時間帯の道路規制の有無など、地方自治体や警察など事前に通達し道路使用許可など確認する必要があります。

３.調理機器と設備は収納ミニマムに！

収納を考えたりカスタマイズの幅が広がる点も楽しみの一つです。
キッチンカーは、自分好みに改造や装飾をすることができます。外観や内装のデザイン、メニューボードの配置など自分の個性を反映させることができます。

そして、キッチンカーには調理機器や設備の選定も限られた作業スペースの使い勝手を左右する重要な要素になります。まずはメニューに合わせて必要な調理機器を大きなモノから選びましょう！
冷蔵庫やシンク、排気ファンや水タンクなど衛生面に最低限必要なアイテムは必須！効率的な調理が出来るようこだわりを入れ長時間作業することも考慮して設備を厳選して選びましょう。
また場所によってはポータブル電源が必要だったり、燃料か蓄電池、火器使用についての確認や外部電源のある場合、延長コードなどの接続機器など諸々の電源確保に必要な備品があるかなど、割と細かな備品が必要になるケースがあるので、確認漏れのないよう注意してください。

４.キッチンカーにする車両について

キッチンカーはもともと車両なのでキッチンカーの目的やビジュアル、場所などの用途に合わせた車両の適合性が車選びの重要なポイントになります。
一般的には最近は軽トラ、軽バンや箱型サイズの普通車、または大型トラックやバスなど様々なサイズを見かけます。最初は普通自動車運転免許の範囲内で運転できる車両サイズや重量を基準に選ぶことがおすすめです。
運転のしやすさや視界の有無、荷重をかけた時のバランス性など専門業者に相談したり、また車両の燃費やエンジンの性能も考慮し、こだわりの車を見つけてください！

５.メンテナンスと耐久性の重要性

キッチンカーは移動場所により標高差、路面状況、天候などに加えて、長い距離を長時間運転することにもなりますので車両のメンテナンス性や耐久性もキッチンカー選びの重要な要素になります。
必ず長時間の使用や移動に耐えるような頑丈なボディーのキッチンカーを選びましょう。
見た目がかわいいクラシックカーやレトロ調の車両も目立ちますが、まず初心者はメンテナンスのしやすい車、消耗パーツの入手がしやすい車選びを最優先に考えましょう。

６.最後に予算

最後にベース車両にかける予算も重要なポイントとなります。キッチンカーの価格は様々で新車や中古車などさまざまな選択肢があります。
事業計画を綿密に検討し自身の予算に合わせて選ぶのが大事。また多少値段が高くても将来を考え、壊れない品質や機能性を最低限考慮することが重要です。

まとめ

以上キッチンカーを選ぶ際のポイントを紹介しました。
キッチンカー選びの楽しみはチャレンジの場でもあります。新しい料理やメニューの開発、集客戦略の考案など経営者としてのスキルを磨くことができます。
自分のアイデアを形にしお客様に喜んでもらうことは人生の楽しみになるやりがいとなります。
またキッチンカー選びは料理の腕以外にも様々な要素を考慮しながら行うことができます。自分の個性を活かし楽しみながら吟味していくことでより充実したキッチンカーライフを送ることができるでしょう！

キッチンカーは飲食業の成功に大きな影響を及ぼす重要な要素です。自身のこだわりやニーズ、予算に合わせて最適なキッチンカーを選びましょう！