はじめに

これからキッチンカー事業をはじめよう！と思っている人にとって、キッチンカー選びは楽しみであり、醍醐味の一つ。
ただ、キッチンカー選びに失敗してしまうと、無駄な費用がかかってしまうことも。
キッチンカーはあくまでも自動車なので、故障やトラブルはつきもの。メンテナンスが行き届いていない中古車を選んでしまうと失敗してしまうリスクもあります。
ここでは、キッチンカー選びに失敗しない、選び方のコツについて紹介していきます。
これからキッチンカー選びをしようと考えている方は、ぜひチェックしてみましょう！

１.メンテナンスのことも視野に入れてキッチンカーを選ぶ

キッチンカーを選ぶ際、失敗しないためにはメンテナンスも大切なポイントです。
長く使い続けるためには、定期的な点検や修理が欠かせません。

まず、メンテナンスのしやすさがポイント。キッチンカーの機械や設備が簡単にアクセスでき、修理が迅速に行えるモデルを選ぶと、予期せぬトラブルにも強くなります。

次に、メーカーのサポートが頼りになります。信頼性のあるメーカーは、故障時に適切なサポートを提供してくれるでしょう。保証やアフターサービスの充実度も確認しておくのがよいでしょう。

最後に、部品の入手性も重要です。市場で一般的な部品を使用しているキッチンカーは、修理や交換がスムーズに行えます。
失敗を防ぐために、キッチンカー選びにおいてはデザインや機能だけでなく、メンテナンス面も十分に考慮しましょう。

２.安易にヴィンテージカーを選ばない

ヴィンテージカーはユニークで魅力的なものがありますが、選ぶ際は慎重に。
まず、古いクルマはメンテナンスが難しいことが挙げられます。
部品の入手が困難だったり、修理が煩雑になったりすることがあります。最新テクノロジーが取り入れられていないため、故障時には専門的な知識が必要となり、コストもかさむことがあります。

また、燃費やエコ性能も検討すべきポイントです。ヴィンテージカーは現代の車両に比べて燃費が悪かったり、排出ガスの基準をクリアしていなかったりといった問題があります。

さらに、車検や保険に関する規制も注意が必要です。 一部のヴィンテージカーは現代の規制に対応していないため、車検取得が難しかったり、保険料が高額になったりすることがあります。
どうしてもヴィンテージカーを選びたい場合、これらの要素を検討し、自身の使用目的や予算に合った車両を選ぶことが大切です。

３.安すぎる中古車は注意が必要

安すぎる中古車は注意しましょう。価格が極端に低い場合、さまざまな欠陥が潜んでいる可能性があります。

まず、事故歴の確認をしてみましょう。安い価格で出回っている車は、何らかのダメージや修理が施されている可能性があるため、購入前に車両の調査が必要でしょう。

また、走行距離や生産年に比べて価格が著しく低い場合は、メカニカルな問題が潜んでいる可能性があります。エンジンやトランスミッションの不具合、サスペンションの劣化など、高額な修理が必要な状態かもしれません。購入前にしっかりとテストドライブを行い、潜在的な問題を確認することが大切です。

最後に、売り手の信頼性も確かめましょう。なかには、妙な営業やセールストークがあった場合、詐欺や不正な取引の可能性があります。信頼できるディーラーまたは個人売主からの購入が望ましいです。
安い中古車に惹かれるかもしれませんが、注意深い検討と確認が大切になってきます。

４.メンテナンス不足のキッチンカーを選ぶリスクとは？

メンテナンス不足のキッチンカーを選ぶと、さまざまなリスクが伴います。

まず、機器や設備が故障する可能性が高まります。メンテナンスが不十分な車両は、定期的な点検や手入れが怠られがちであり、これが機械的なトラブルの原因となります。壊れた機器や設備は、商売に支障をきたすだけでなく、修理費用もかさんでしまいます。

さらに、衛生上の問題も懸念されます。キッチンカーは食品の調理・提供が主な目的であり、不適切なメンテナンスは衛生状態の悪化につながります。これが原因で食中毒や健康リスクが発生する可能性があるのです。飲食事業を営む上での信頼性や法令遵守も問われてきます。

最悪の場合、メンテナンス不足が事故の引き金となることも考えられます。ブレーキの不具合やエンジンのトラブルが原因での事故は避けたいもの。それによって人身事故や車両の損傷が発生することはあってはなりません。
キッチンカーを選ぶ際は、メンテナンス履歴や現状の状態を確認し、安全で衛生的な営業ができる状態かどうかを重視することが大切です。

まとめ

ここまで、失敗しないキッチンカー選びのコツについて解説しました。
特に中古車を購入する場合、慎重に購入して良い車両かどうか、見極める必要があります。
きちんとメンテナンスが行き届いている車両を選ぶのが理想的です。安いからといって安易に購入してはいけません。

ディーラーなどに行く際は、メンテナンスが十分行き届いている車両かどうか確認し、購入を検討するようにしましょう。